ガスールの特徴と使用方法
-Comment faire de Ghassoul !? ,et son caractère-


1.ガスールの特徴
モロッコのフェズ近郊の山で産出される岩状の粘土を水で溶かした後、薄く流し、数日天日干しにすると乾燥して自然と割れてきます。
この割れた状態のものがガスールです。

ガスールは天然の粘土鉱物で、人間の体に必要な元素であるアルミニウム、カリウム、カルシウム、ナトリウム、チタン、マグネシウムなどの天然ミネラル分を多量に含んでいます。
その特徴は、水に溶かすとミネラルイオン化する性質が高く、ガスールに含まれるミネラル(特にマグネシウムとカルシウム)がプラスイオン化して肌や髪をしっとりさせ、活性化させる働きをし、粘土の粒子はマイナスイオンを帯びて肌や髪の汚れが吸着します。
このようにガスールは、粘土の粒子による吸着力で洗浄し、油分や汚れを取り去ることができ、イオン化したミネラルに保湿効果や肌を穏やかに整える効果があるため、石けん等を使わなくても洗浄力と保湿力を備えているこということが大きな特徴です。

また、天然の鉱物そのものなので石けん分や保湿剤は入っておらず、肌に優しいためアトピーや肌荒れでお悩みの方にもおすすめです。
モロッコでは昔から、体や顔や頭を洗う石けんの代わりとして使われてきました。また、長いつやつやの黒髪が素敵とされるモロッコでは、女性たちはハンマムで1週間に1回程度、まる1日かけてガスールを使って髪のケアーをします。その姿が汚ければ汚いほど美しく仕上がると言われているのです。
もちろん現在でも、日常生活品が売っているところであればどこでも手にいれることができるほどモロッコ女性の生活に深く浸透したアイテムです。

ガスールは、水で溶かしたときに、好きなオイル(アーモンドオイルやアルガンオイル)や乾燥させた香草(バラやラベンダー)を入れて作るのが一般的です。
このときに全く何も入れないで作るものをガスールナチュラルと呼んでいます。

また、モロッコでは買う店によってガスールの仕上がりが違うのも特徴の一つです。
なぜなら、粘土を溶かした後に配合するオイルや香草の種類や量が各店によって大きく違ってくるからです。
モロッコ人女性の多くは、自分のお気に入りを探して日々いろいろな店のガスールを試し歩いています。

オイル配合のガスールは、香り高い植物エキスをふんだんに使用しておりますので、パック、マッサージ時にアロマ効果も期待できます。
一方、ナチュラルガスールはオイル等を一切配合しておりませんので、気分や好みによって加えるオイルの種類やバラ水の量を変えてオリジナルのガスールを作ることができます。
その他、モロッコの各家庭では粘土の固まりを買ってきてそれに卵やはちみつなどを加えて自分のオリジナルガスールを作っている人が現在もたくさんいます。
個人個人これを入れると美しくなるという秘訣の材料があるようです。
当店でも販売しているガスールナチュラルを使えば、お好きなオイルや香草を入れてあなたのオリジナルガスールが作れます。
ぜひ、ご自分のお気に入り・オリジナルガスールをお楽しみに下さい!


2.ガスールの使用方法
::ガスール使用時の共通事項::
水に溶かしてこのようにペースト状にします。
使用目的や、好みに合わせ、ペーストの固さを調節しながら溶かしましょう。

保存料などは入っていません。
ガスールは使う分だけ水に溶かしましょう。


◎ガスールでシャンプー
ガスールを使ってシャンプーすると、日常使っているシャンプーを使ったときのようなさらさら感はありませんが、自分が持っている本来の髪の質を引き出すことができ、ボリュームがでてきます。
また、脂やふけを抑える効果があるので、これらでお悩みの方にもぴったりです。
 洗っているときはごわごわするガスールシャンプーですが、洗い上がりはさっぱり!
 毛穴の汚れが全部取れたような爽快感にやみつき!


水に溶かしてペースト状にしたガスールを頭に塗り、後は普通のシャンプーで洗うときと同じです!

▼用意するもの(目安:肩位の長さの方)
・ガスール・・・・・・200g
・ぬるま湯・・・・・・300cc
・お好みのオイル・・・・数滴(髪がパサついている時)


▼使い方
①ガスール200gにぬるま湯300ccを入れて溶かすように混ぜる。
②髪をぬらす。
③髪の流れにそって①のガスールをぬりつけていく。
④シャンプーで髪を洗うときの感じで通常通りに洗う。
⑤しっかり洗い流す。
⑥②と同様に髪の流にそってガスールの残りを塗りつけていく。
⑦その後5〜10分そのままおく。
⑧たっぷりの湯で洗い流す。


※ガスールでシャンプーするとこのとき泡立ちがなくごわごわした感じがしますが、これがガスールの持ち味です。
※シャンプーをしていて額や体に落ちてきたガスールは顔や体にそのまま塗りつけてパックとしてお使い下さい。


◎ガスールで顔パック
顔のパックに利用すると皮膚の汚れや角質が取れ、つるんとしてしっとりした肌に仕上がります。
 モロッコのクレイパック。
 パックした後のしっとりもっちり肌を、さぁ、実感!


溶かしたガスールを顔に塗っていきます。
ガスールが顔からぼたぼた落ちないような硬さにご自身で調整してください。
目に入らないように気をつけましょう。

▼用意するもの
・ガスール・・・・・・40g
・水又はぬるま湯・・・・・・60cc
・お好みのオイル・・・数滴(乾燥肌の方)

※お水のかわりにバラ水を使うとバラの香りがアロマの効果をもたらします。


▼使い方
①ガスールに水(バラ水)とお好みのオイルを入れてしばらくおく。
②ガスールが水分を吸って溶けやすくなったらガスールを溶かすように混ぜる。
③②のガスールを目や口や眉の周りを避けて薄くのばす。
④しばらくおいて、水を含ませたスポンジまたは指先で軽く円を描きながらマッサージするように洗い流す。
⑤バラ水に好みのオイルを入れたものを化粧水として使うとより効果的です。

*パックの方法は2通り
1. 時間をおかずにやさしくマッサージする。
2. 薄くパックをし、しばらくおいて少し乾いた状態になってから洗い流す。


※ポイントは、スポンジで洗い流すときに強くこすりすぎないことです。
※ガスールの上質の白い部分だけを取って作った顔用ガスール(粉末状)を使ってパックをすると、美白効果が絶大です。
※また、残ったガスールは手の甲につけておくとしっとりした手に仕上がります。

※まれに、長時間パックしすぎると肌に赤みをおびる場合もございます。パック時間は各自でご調整ください。
※1週間に1回を目安に行なってください。


3.ご注意
▼当店でご紹介しているガスールについて、以下の点を あらかじめご了承の上お買い求めください。
・モロッコでは日常的に使用されているもですが特別に成分分析等は行なっておりません。
・モロッコでは一般的に使用されているものですが、お肌の敏感な方はパッチテスト等で試された後ご使用ください。
・香料入りガスールはラベンダー・バラ・カモミール等6種類の植物エキスを配合したガスールです。
・ナチュラルガスールは植物エキス無配合のガスールです。
・顔用ガスールはガスールの上質の白い部分のみを取ってパウダー状にしたものです。
・天然の素材ですので粒子が粗い部分が混入している場合もごさいますがご使用上に問題はごさいません。
・効果には個人差があります。