モロッコ・ラグの取扱いついて
-notice expelicative de tapis marocains-

当店で販売しているラグは、仕入時に全てモロッコのラグ店でクリーニングをしてもらっています。
しかし、日本に郵送されてくるまでに1週間以上、長ければ1ヶ月近く、梱包(密封)された状態になっています。
日本に届いたラグは、できるだけ干して空気の通りがよいところに保管するようにしていますが、密封されていたことや、日本の気候(湿気など)で匂いがこもったり、きつく感じることがあります。
その場合は、まず日光にあてて干して下さい。
干したり、風通しのいいところに置いておくだけで匂いのこもりはかなり緩和されます。
ご利用いただく中でも、普段からできるだけ風を通したり、日にあてて干すようにして下さい。
特に、ボシャラウィットは布がたくさん使われているので厚みがあるものも多いです。保管方法や季節によっては湿気もこもりやすく、それがダニやカビの原因になったりもします。

干すだけで解決しない場合は、一度クリーニングに出すことをお勧めします。
普通のカーペットと違うので、近くのクリーニング屋さんが引き受けてくれなかったり、カーペットを受け付けてくれるクリーニング屋さんが思いつかないときなどは当店にご相談下さい。
店主が利用したことのあるクリーニング店をご紹介します。
※クリーニング店の紹介は、ラグのメンテナンス・サービスではなくアドバイス程度とお考え下さい。以前店主がプライベートで利用したことのあるお店です。そのクリーニング店で問題が解決しなかった場合でも当店では責任はとれません。予めご了承下さい。


モロッコ・ラグについて
-fabrication de tapis marocains-

現在、当店で販売しているラグのほとんどを「ボ・シャラウィット」といいます。
これはらリサイクルで作られたラグで、古着やいらなくなった生地、糸を割いたものをラグとして編んで出来上がったものです。
もともとは販売目的ではなく、ベルベル人が自分たちの家で使う為に、簡単に手に入る素材を使って作ったもののため、仕上げがラフなことが多くあります。もちろん今でもベルベル人の家庭で普通に使われています。
当店では、特にユーズドのラグを多く仕入れておりますため、仕上がりについて“まさしく”のものが多々あります。
仕上がりがラフというのは、
「上下で幅が違う」「真ん中あたりがくびれている」「真ん中あたりが膨らんでいる」「左右で高さが違う」
など、特に見た目(サイズ)に現れています。
工業製品ではありませんし、上で説明したように、もともとは一般家庭で自分たちのために作った、というラグです。
多少の歪さには目をつぶっていただき、これもハンドメイドならではの“味”、“ぬくもり”とご理解いただけましたら幸いです。
なお、上下や左右の誤差は数センチ程度(5cm未満)のものがほとんどですが、時々10cm近く幅が違ったりするものもあります。床に敷いてしまえばいつもいつも気になって仕方のないほどの差ではありません(※個人によって感じ方は違うと思います)ので、おおらかな気持ちでご使用頂ければと思います。


モロッコ・ラグついて
-Tapis marocains-

モロッコではラグは生活にかかせないものです。
モロッコのおうちでは、どこのお宅でも必ずお部屋にラグが敷かれています。ラグの種類や質はそれぞれですが、基本的にラグの上に上がるときは靴をぬぎます。

都市部の家だと「サロン・モロカン」と呼ばれる部屋があり、ラグが敷かれ、部屋の壁に沿って(だいたい“コ”の字型に)ソファが並んでいます。そこでご飯を食べたり、テレビを見たりしながら、お客さんをもてなしたり、家族でのんびり過ごします。

田舎のベルベル人のお家で多いのは、家に入ると大きな部屋があり、そこにラグが敷かれちゃぶ台が置いてある光景。このときは、その部屋の、そのラグの上が家族団らんの場になります。

モロッコでは、ラグは家の中心であり、家族の集まる場所なんです。
 
   
               暑い時期には、こうして外に敷いたりも。そしてそこに家族が集まります。                       
ラマダン前のモスクの大掃除!モスクに敷き詰められているラグが、モスクの屋根で干されています。

そして。モスクでも欠かせないのがラグ。モスクの中のお祈りをする大きな部屋には、ラグが敷き詰められています。
モスクの中だけでなく、お家で、外出先で、お祈りするときは必ずお祈り用のラグ・マットを敷きます。
ラグがない日常なんてあり得ない。それくらい、モロッコではラグは生活の一部です。